Make a Movie

映画を作ろう!

と言うと「カメラ一台あれば、直ぐ出来ますよ」と言う答えが帰ってきそう。
ここでは、実は商業映画をインターネット発で作れないか?なんてことを思い始めているのです。
僕は、映画が好きで、映画の事をいろいろとこれから書いていきますが、何度か映画のプロデュースもしています。

ざっくり書くと。

  1. 誰かが企画を思いついて始まる
  2. 企画をプロットに落としてみる、かメモ書きする
  3. そこでお金があれば、脚本を書いてもらう(原作が有れば原作権の予約)
  4. 脚本が出来たら、お金を持ってそうな人・会社を周ってみる
  5. お金が集まりそうなら、出て欲しい俳優さんに脚本を読んでもらう(このあたりはお金が先か?俳優さんが先か?運に左右される)
  6. お金が集まったら、スタッフ集め
  7. 具体的な撮影準備が始まる
  8. やっと、撮影が始まる!数週間から1ヶ月くらい(数ヶ月も撮影にかけられるのは大手さんだけと言うことで)
  9. 撮影が終わったら、早速、編集作業~音楽入れたら、カラコレしたり、所謂、ポスプロ
  10. やっと、初号試写~カンパ~イ!
  11. スタッフ・キャストからの評判・要望(クレーム?)を元に再編集
  12. 並行して、宣伝・興行を考える、でプロにお願いする
  13. 半年くらい宣伝してやって、初日公開へ!
  14. 数週間から1ヶ月くらい劇場公開、全国公開ができれば大成功!!
  15. 次にビデオグラム化、配信、TVへ売り込み・・・

本当にざっくりですね(笑)
映画を作ると言うと「撮影」を指す人が多いですが、実は企画で数年、撮影してから上映まで半年・1年とか掛かる訳で、1本の商業映画は3年から5年とから掛かるのがザラだったりする訳です、これが。

では、インターネットから映画を作るってどういうこと?
実は、大手映画会社(東宝東映松竹角川等々)と中堅、小さなところ・・・の大きな違いは企画費にどれだけお金をかけているか?と言うところだと思っています。
自主映画だと、監督さんがある日―パッと思いついたアイディアをプロットにして脚本にして、と駆け足で撮影に突入していく訳で。
少予算の映画も、それに近いところが有って、やはり企画にお金と時間がかけられない、と言うのが実情。

なら、
インターネット上で企画を集めて、良いものをピックアップして、みんなで意見を出し合って、「これは!」と言うものを、クラウドファンディングでお金を集めても面白いのでは?と思っているのです、僕は。
でも、ざっくり書いた映画が出来るまで、の全部をクラウドファンディングでお金を集めるのではなく、企画~脚本(初稿)が出来るまでで、出来ないか?と思っている。
成果物が脚本と言うのは難しいのかな?

でも、
そこで指示を集めて、面白い脚本まで作れたら、それで映画制作に出資をしても良いと思う人(会社)が出てくるのでは?と思ったりしている。

いったいどこまで、それを形に出来るのか?まだまだ見えてないことだらけですが、何か少しずつ形にできれば、そんなことを思っています。

執筆者: yamada-ito

© 2020 映画に感動!Can do!